距離を縮めるために、好きな人の相談に乗りたがる人いませんか?
特に恋愛相談に乗りたがる人は結構います。
おそらく「相談に乗っているうちに、自分のことを好きになってくれるかも?」という心理だと思いますが、結論から言うと、好きな人の相談に乗るのは、基本的に悪手です。
ただ、正しい相談の乗り方をしっかり理解しているのであれば、状況次第では、好きな人に好きになってもらうことも可能です。
本記事では、
・なぜ好きな人の相談に乗ってはいけないのか
・どうやったら相談に乗って好きになってもらえるのか
の2点を解説していきます。
好きな人の相談に乗るのが悪い理由は?
「相談に乗っているうちに自分のこと好きになってくれるかも?」
これが「好きな人の相談に乗る」人の一番の動機です。
しかし、1つ重要なことを見落としています。
それは「相談は多くの場合で悩み事である」ということです。
相手は相談している時点で、「悲しい」「辛い」「悩ましい」などの、ネガティブな感情が根底にあることが多いです。
つまり、悩み事の相談に乗っている間は、相手はマイナスな感情を感じている可能性が高いです。
好きな人の相談に乗ると、マイナスな感情をあなたに覚えてしまう
上記を踏まえると、
好きな人の相談に乗る=「あなたと一緒にいる時に、マイナスの感情を感じている」状況が出来上がる
というわけです。
良かれと思って、好きな人の相談に乗っているのに、好きな人の脳は、マイナス感情を誤帰属して、悩み事に対する「悲しい」「辛い」「悩ましい」などの感情の原因をあなたと勘違いしています。
今後、あなたを見るたびに、好きな人は悲しい」「辛い」「悩ましい」 などの感情を無意識レベルで覚えます。
特に「恋愛相談」の場合、相談に乗った結果、好きな人があなたを見て無意識に感じる感情は、「恋愛中上手くいってない時に感じる感情」なので、今後あなたに対して恋愛感情を感じ得なくなるリスクもあります。
もっと分かりやすい例で言えば「殺虫剤」です。
殺虫剤は、虫を駆除してくれるのに、誰も「殺虫剤大好き!」とはなりませんよね?
これと同じで、他人が辛い時、困っている時に、闇雲に相談に乗ると、あなたに良い感情を持ちづらくなる、 つまり、「殺虫剤」レベルの存在になり下がってしまうリスクがあります。
いわゆる「良い人だけど付き合えない」「ただの良い人」の完成です。
実際に相談に乗ってもらって、好きになった経験がある人は?
ただ、「好きな人の相談に乗るのは悪手」と言うと「実際に相談に乗ってもらって、良い人だな〜と思って好きになったことがある!」と反論したくなる人は必ず出てきます。
その認識は、おそらく脳の誤帰属の結果です。
実際は、相談に乗ってもらったことに対して「良い人だな〜」と思って好きになったわけではありません。
おそらく
①もともと潜在的にその人のことが気になっていただけ
②相談の過程で何か別の理由が生じて好きになった
のどちらかでしょう。
あなたが「相談の過程で何か別の理由が生じて好きになった」のを狙って起こすことが出来るコミュ強でないなら、基本的には好きな人の相談には乗らず、受け流して回避した方がベターです。
とはいえ、相談に乗らざるを得ない場合もあるので、相談に乗っても好きな人に好きになってもらう方法をこれから紹介していきます。
好きな人の相談で、マイナス感情がつかない立ち回り方
次に、好きな人の悩み相談に乗る前提で、どうすれば関係を前に進めて、あなたのことを好きになってもらえるかについて解説していきます。
好きな人の相談に乗るのがダメな理由は「マイナス感情」なので、相談に乗ってもマイナス感情がつかない立ち回り方ができれば良いのです。
好きな人の相談の立ち回り方①ただ聞き手に回る
1つ目は「ただ聞き手に回る」です。
相談相手は話を「聞いて欲しいだけ」のケースが多いので、相手が話し終えてスッキリしない限り、相談自体も終わりません。
なので、まずはひたすら話を聞くスタンスが重要です。
好きな人の相談の立ち回り方②背中を押してあげる
2つ目の「背中を押してあげる」です。
相談をしてくる人の8割は、自分の中で「こうしたい」という答えがあります。
ただ、決めきれないだけです。
だから、もし相手がそういう感じであれば、相手の潜在的ニーズを汲み取って、それを肯定して後押ししてあげるのが良いでしょう。
好きな人の相談の立ち回り方③求められない限りアドバイスしない
3つ目は「求められない限りアドバイスしない」ことです。
これは2つ目の話と同じで、相談してきた人の心の中に、既に答えがあることが多いです。
それに反するアドバイスをしたところで、相手には刺さらないでしょう。
また、変にアドバイスして上手くいかなかった時に、逆恨みされるリスクもあるので、基本は話を聞いて、相手の気持ちを和らげることだけに、徹した方が良いです。
好きな人の相談の立ち回り方④ネガティブな話からは逃げる
4つ目は「なるべくネガティブな話に展開させない」ことです。
これが1番重要です。
とはいえ、とても難しいので、意識するとしたら、
・少しでもネガティブな話が出たら、可能な限り早めに切り上げる
・何度も相談を受けないように立ち回る
ことです。
好きな人があなたにマイナス感情を無意識で感じるのは、誰でも避けたいですよね。
なので、好きな人が困っていたら、相談に乗ってあげたい気持ちはわかりますが、あなたと好きな人の長期的関係を優先して、「ネガティブな話はなるべく避ける」ことは徹底してください。
好きな人と恋愛に発展するための「魔法の相談の乗り方」
ここまで話した4つの立ち回り方は、あくまで「あなたにマイナス感情を付けないための立ち回り方」です。
ここから話すのは、好きな人の相談に乗る過程で、あなたのことを好きにさせる方法です。
好きな人と恋愛に発展するためには「秘密の共有」が大切
結論から言うと、
好きな人の相談に乗って、あなたのことを好きになってもらうには、相手と秘密を共有しあってください。
もっとざっくり言えば、好きな人の相談に乗る目的は「秘密の共有が出来ること」以外に一切ないです。
つまり、「悩みを解決してあげたから好かれる」ではなく、「お互いの秘密を共有する機会を作る」ことです。
そうすれば、共感性が高まり、相手の脳があなたを親密な相手だと認識して、あなたに対して感情移入しやすくなり、恋愛対象や親密な友達に発展しやすくなります。
具体的な秘密の共有方法
具体的なアクションとしては、
・相手に秘密を打ち明けてもらうこと
・話の流れであなたの秘密も打ち明けること
です。
これがとても重要です。
例えば
「私も、何もできずに諦めたことあるんだよね、みんなには言わないで欲しいけど」
「俺も同じで、昔挫折したことあるわ、恥ずかしいから秘密ね」
です。
上手に秘密感を醸し出すフレーズを使って、相手の脳に、あなたと相手は共通の秘密を持っていると潜在的に認識させるようにすれば十分です。
これによって、自然とあなたと好きな人の距離が縮まり、特別な存在になる土壌ができます。
あとは、
・「100%相手を好きにさせる方法!脳の反射と条件付け」
・「100%好きな人を脈アリにする方法!裏技も!」
などで書いてある方法を使用すれば、恋愛に発展する確率が高くなります!
好きな人に恋愛相談するのはあり?
以上から、
・基本的に好きな人の相談は乗らない方がいい
・相談に乗る場合は「秘密の共有」を絶対にするようにしよう
です。
ちなみに「好きな人に恋愛相談をするのはありか」については、基本的には無しですが、状況ややり方によってはアリです。
例えば、恋愛相談した結果、「え?これってもしかして俺のことかな?いやでも違うかな?」と思わせることができるなら、恋愛相談は選択肢の1つとしてありです。
しかし、それがうまくできないと、「俺には一切脈ナシなんだな」や「こいつ俺のこと好きなんだ」と思わせてしまい、圧倒的逆効果になります。
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